嘘と因果応報
人生で一番してはいけないことが嘘をつくことだ。
嘘とは悪意や善意であっても、人にも自分にも嘘はつかないほうが良いと思っている。特に一度嘘を付くと本当のことが言えなくなる。嘘はつき続けなければならなくなる。
たとえ些細でも、たとえ今を取り繕うことでも、たとえ相手のためでも、確実に嘘は人も自分も傷つけ蝕んでいく。はじめから人を欺くためにつく嘘は断然人も自分も傷つけるが、相手のためにつく嘘も結果お互いが傷つくことになる。自分のためにつく嘘もかなり自分自身を傷つけ、自分を信じれなくなる。誰もが事実や真実を知らずにいることがどれだけ苦しむか、嘘は病気のように侵食して、広がっていきすっかり変えてしまう。嘘を付くことが優しさだと思っていては、間違った道に進むことになる、というのも今が嘘になるからだ、病気の時の病名とか、自分に自信がない時の逃げる言い訳とか、多分人にも自分にも現実を知って選ぶ選択の権利がある、何も知らないで今を生きることは酷く不安で苦しいはずだ。そして嘘は嘘でなくなることにもなるのだけれど、言ってしまって、発してしまった嘘は本当になる、嘘は必ず毒があり快感もある、だから依存性もあり、言えば本当になる錯覚もあり、見ようによると嘘のほうが良いこと正しいこともあるし、時間や環境文化によっては、嘘ではなくなる。ただ嘘だと思ってる時点で嘘なので、それが正しとか間違いが大事なのではなく、今が大事なのだ、そして嘘をつき続けると本当がわからなくなり、何が嘘で何が本当か区別がつかなくなり、虚構で生きることとなる。
例えば何も話さず去っていくのがかっこいいみたいな、喧嘩しないのが良いみたいな形で、嘘を付くのは、余計にそこに固執したり、不安を増大させたり糠喜びで天国から地獄に突き落とすようなものだ。寧ろ余計に現実に迫られると嘘を付かないで本当を知るほうが、対処方法も早く始められるし、最善のために選択できる。本当が残酷な結果であっても、嘘をつかれて何かモヤモヤした不安をそれからずっと永遠に与えるほうが苦しみを長引かせ、選択するチャンスや立ち直りポジティブに生きるチャンスを奪う。喧嘩ではなく話し合いができるように安易な嘘はつかないほうがいい。
因果応報という言葉があるように、原因が嘘から始まるとその嘘が善意からでも、嘘は必ず返ってくる。意図しないとこに必ず時間が経っても後悔する結果として返ってくる。ただ嘘をつかないからといって人や自分に酷い言葉を浴びせては因果応報でそれが回り回って大きくなって返ってくる。嘘をつくとまず自分自身が罪悪感にとらわれたり、嘘をつくことを続けなくてはならなくなり、悪意や善意に関係なく嘘を簡単に付けるようになってしまう。嘘は善意であっても人への裏切りになり、自分への裏切りになり、嘘の垣根が簡単になり、何も感じなくなるが奥底には嘘を育てていて、人も信じれなくなる。
因果応報には考える思うにも結果が出てきて、悪意やネガティブに思うこと考えることは、人にだっても自分にだっても環境や自然にだっても、必ず結果に現れる。それはいつも口癖のように言ったり思っていたとしても、それは必ず現実になるなら、ネガティブな感情や思いも見方や言い方を変えてポジティブな考えに変えていると因果応報で必ず、結果は思わぬとこからポジティブなことで返ってくる。勿論ネガティブな感情を押し殺すことや隠すといった方法だと、嘘になるのでそうではなく、できないやらないなどの否定的な言葉を考えるのではなく、やってみよう、できると言う言葉に置き換えて自分の潜在意識や脳に思い込ませることで、嘘ではなくなるようにする。
人が見てないからとかで取り繕う嘘や言い訳も結果としては自分が立ち行かなくなり、自分に嘘をつき続けることになり、結果自分に返ってきて苦しめる。そういうことばかりを続けていると何も見えなくなり、人からの信頼を失うどころか自分が自分を信頼できずに、見栄を張って自分をよく見せようと嘘の鎧をお金とか名誉とかの物質的な高い金額のものを周りにはびこらせ、お金で買えるもので鎧にしていき、嘘でまわりを固めていくことになる。
生きている世界が嘘に満ちているのは、感情と欲望に満ち溢れて、不平等に見えていても、それが真実ではないことを、過去に誤った行いをして何も罰や罪に捕らえられていないように見えたり、人を助けてたり善い行いをしても生活に困ったり、人に騙されたりしていても、悪人が成功や繁栄をしたり、善行を行ったとしても、やはりいろんな種をそれぞれが蒔いて時を経て育った物が今であるから、因果応報その時が来たら結果は現れ、長い時間だったり短い時間だったりしてそれが現れる。感情や欲望で思考した物が真実を曇らせ、間違った道へと誘う、熱いと分かってる火の中に手を入れてしまうように、欲情にかられて火傷をする、だから冷静に客観的に自分を見る練習をして、例えば人の行いを見たとき嫌いな行動や言い方が見えた時は自分の中にあるものを見ていると冷静に自己分析をして内証をしてみる。そうすることを何度も繰り返し自分ならどうするといった分析で、もし理解できない事柄にぶつかったり嘘をつかれたら、たくさんの人の情報を得ることで自分の感情を知りつつ、冷静に分析する、たくさん情報の中で類似性や共感性や異質なものでも、知り得るまで話したり人から聞いたり、本を読んだりしたことにより知識を得て 確かにその意味することを知ろうとする。内省や覚醒をすることで曇っていたこの平等ではない無情な嘘の世界がはっきり見え始め、今起きていること過去起こったことが少しずつ見えてくる。感情や思考で見た世界がもっと広く高くたくさんの現実が見えてくる。嘘の世界は感情や思考から見せている世界で曇らした世界だということ、全てが沢山の人達と自分の過去の行いの結果だということ、しかし今を変えれば違う世界に変わる、自分を変えれば世界は変わっていく、それが次に進む道でもありたくさんの情報を知恵に変えて純真に素直に新しい世界を選択することができる。
人は感情や欲望にかられると不安になる、物質世界の競争心や虚栄心の世界は渇望の尽きない世界でたくさんの物欲が湧き、どんなに物質的繁栄や豊かさには安定した心にはならない。嘘はその世界の道具で羨むこと執着することが苦しみを産んでいる。その世界にいたから新しい世界に行くこと変化することが因果応報である。新しい世界がどんな世界かは自分の魂や心や身体が選択する。
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