アンガーマネージメント

 

怒りやイライラ、妬みや嫉み、哀しみや苦しみ、ネガティブな感情は誰にでもある、勿論歓びや楽しみ可笑しさのようなポジティブな感情も一概に良いものではないこともある。まずそれらの感情に対して人にぶつける人が多すぎる。その根源は何かそこに重点を置かずに目の前に投影する人が多すぎる。そして自分は正しいと自分を聖人君子のように思ってる人も多い。だから負の感情にたいして人から受けたと誤解することが多い。負の感情は一概に悪いことではない、そのエネルギーを使って自分の本質を探る、そのエネルギーを使って何かを創り出す。

 

ただその感情に呑まれてパニック状態になったのでは本末転倒だ、目の前にあるものや人に危害や罵倒をしても本末転倒だ。感情は自分自身へのシグナルだ、できる限り自分や人の深層心理が知りたいし、負の感情をポジティブに変換することによって大きくものの見え方や感じ方本質が見えてくる。負の感情もただの体の不調や空腹状態や寝不足からでもくるので、一概に目の前の出来事や人はきっかけに過ぎないこともある。

 

それなのに自分の中にある感情にたいして勿体ない使い方をすることがある。目の前の人のためといいながらまるで浅い考えで行動して失敗することもあるしそのやり方を変えない、それが正しく正義だとでもなんならカッコイイとでも思ってしまってることがある。が例えば目の前の出来事を何度も繰り返し、目の前の人を変えようとする。

 

変わらないこと繰り返し、人を信用してないし自分も成長していない、自分さえも信用していない、目の前の出来事は人のせいになっている、これはやり方がおかしいのか自分が見誤ってるのか考えもしない、同じトラブルをくり返している。まず冷静に見るなら感じるなら自分の感情を落ち着かせ、現状を冷静に判断してみる、物事を俯瞰でみるのだ。

 

そうすると周りの声や顔色、自分の行動や相手の行動、発した発言でどういう風に物事が動いているか、どういう風にすれば今が上手く運ぶか、何度も何度も同じことを繰り返すのではなく、試してみるのだ。勿論大きな失敗にもなるし、いい方向にも変わる。そうして今あること人との関わりで学ぶのだ。怒りやイライラや妬みや嫉み、ぶつけても何も解決もしないし、余計に拗らせ不愉快になる。

 

アンガーマネージメントとは人や自分を知ることでもあり、とても大切なことだ、人を守り自分を守る、感情的になる人が熱い人と思われがちだが、本当は私が思うには、冷静な人の方がある意味熱い人が含まれている、諦めてない人が含まれている。ただ感情をぶつけるだけでは相手を見ていないし聞こえてないのだから、人も自分も信用もしてない。ただ自分の保身に入ってるようにしか見えない。狭い範囲でしか見れない、人は色んな人や考えや行動の仕方があるということを知らない無知な人だ。

 

感情のダダ漏れで人に八つ当たりしたり批判的な人は発言や行動で上辺だけしか表面的にしか理解してないことがよく分かる。人間はもっと深く自分で本質を分かっていても意識で理解をしてないことが多いのだろう。だから正しいと正義だと思って動いてても捻れた全く上手くいかず苦しいことやイライラになるだけなのだろう。往々にして目の前で起こっててイライラして批判してることは自分の投影であることが多い。

 

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