Sowelu.keiko.kadoto|アートに生き、着る。人生 Sowelu.keiko.kadotoで取り扱う唯一無二の洋服は、デザイナー角戸圭子が1点1点パズルを組むように愛情を持って創っており、その作品は前も後ろも右も左もなく全方向でアシメトリーであるため、アートを着るように楽しい気持ちで、世界でただ一人オンリーワンな自分を生活の中でも自覚する、そんなお手伝いをしてくれます。

服を創る

 

 ただ服を創る 

 

今年の冬から始まった新型コロナウイルスですっかり日常生活も変わってきているのではないだろうか!私は本格的に服創りに専念をする生活をはじめた去年と余り変わりはない生活だが、強いてあげれば認知症になった母と暮らしはじめて、母を見守る時間が1日の大半になってしまったが少しずつ、服創りに関わる事をしているので、180度変わったという感じではない、自分のしたいことに使う時間がかなり少なくなったという感じだ。

 

勤め人のスタイリストをやっているより自分の時間がある方だ、あの頃も家族の病気で何度も実家に帰ったりしてなにも自分のことはできなかった。し結果直ることもなくこの世を去っていってたり、お母さんの統合失調症が薬で抑えられたことが唯一の救いだが、私は後悔しかない。ああすればよかった、こうすればよかったと思うばかりだ。そして相変わらず困難な道を歩き続けているという感じではある。

 

最近相次いで著名人が亡くなられたり、とても有名で人気があり才能のある俳優さんの自殺のニュースなどがよくTVやネットニュースで見る、残念だ。とても才能もある未来がある人達本人も周りの人もとても辛いだろう。とても前向きで真面目で優しい努力を続けた人達が一瞬の魔に引き込まれたんじゃないかと思うし、一生懸命頑張ってしまうと疲れ切ってしまうこともある。ちょっとした何かに引き込まれて病気になってしまったり、どういう事情かはわからないがとても残念だ。周りの人達も苦しんでいるだろう、誰もが苦しむ結果になった事残念だ。

 

新型コロナウイルスはたくさんの命と希望と未来を破壊した。これからは再生しかない、創造の世界だ、何かが崩れ去ってたくさんの犠牲を払った。いつもは天災で地震や台風などが破壊をはじめるがそれはいつも一部だったが今回は昔のスペイン風邪などの病気での世界全ての破壊だ。自然や大地の破壊ではない、地球の破壊をしていた人間の破壊だ、人災でもあるという説もある。

 

それでもそれぞれが今することをするだけだ、私はこんな時でも私の使命は服を創るだけだ。無駄なこと必要のないことをとかく合理的に排除してお金地位などの経済主義に重きを置くが、価値とは沢山のものが入り組んでなっている。なので無駄とか不必要とかに思われがちな物がとても大事なことがある。

 

例えばダイエットをやたらと推奨されて、痩せているのを良しとする悪玉菌だのコレステロールだの脂肪だの悪い物を排除しようとする動きがあるが、知ってましたかそれぞれに役割があること、例えば溝に漂白剤をまいて綺麗にしようとしたおばさんがいましたが、実は人間の血を吸う(血を吸うのは子供を身ごもった雌のかです。他かは草の露を食べています)かの幼虫ボウフラにはバクテリアを食べるという役割がありました。バクテリアにも役割はあります。溝の汚れの菌を分解していたのです。おばさんが漂白剤を溝に流したことにより溝見る見るうちに汚れてしまい漂白剤に強い菌だらけになってしまったのです。

 

からだの中にいる菌も役割があります。脂肪も元々は身体が飢餓感のため栄養を蓄えてるのです、なので病気の時食欲がなくても脂肪をエネルギーに身体が変えます。ダイエットの後のリバウンドはダイエットにより危機を感じた身体があえて筋肉を脂肪に変えているのです。全てにおいて程々がいいので全てを排除とはとても危険で何かが悪くて何かが善いというものではありません、極論はとても危険です。私たちは大きな自然の一部なので人間のためだけに地球は存在しているのではないのと一緒で自分のエゴや損得で全ては図れません。それは自分自身でもいえることです。私たちの偏った考えでの行動で何かを排除するのは危険です。

 

良いことをしてるという名目で自分のことも人のことも全てが図れて全てが出来るわけではありません。見通せる目も心も万能ではないので、間違いや勘違いがあり最悪の決断をすることになります。私は何でも知りたいです、自分のこと人のこと自然のこと地球のこと宇宙のこと、心のこと精神のこと。

 

そして淡々と服を創るのです、子供の頃からずーっと服を創っています、お母さんがずーっと応援してくれてました一番の理解者ではありましたが残念ながら今は、一番の私を否定する人になってしまいました。しかし私は教わっています、自分の味方は自分、一番の理解者は自分ということをそして一番の否定するのも自分。肯定と否定は裏表一緒に存在することを。

 

良いことと悪いこと、綺麗なことと汚いこと、ポジティブとネガティブ、黒と白全ては裏表、二極化ではない全てを呑み込むグレーゾーンそうしたもので成り立っている私はそんな服を創るのです。たくさんの人がいる物がある、知らないこともわからないことも無限大に存在する事を表現したいのです。

 

たくさんの人が売れる服や流行っているものを作ったらとアドバイスを頂く、新型コロナウイルスにより家で過ごすことや人と会わないことでホームウエアの実用性のあるものが世の中は売れる物となった。アパレル業界では流行という名の大量服を作ってたくさん買わせて余ったら捨てるという、消費主義で請ける方法をとっていた、色んな手を変え品を変え儲けること地位やステイタスで心をくすぐり商品を売っては直ぐに時代遅れと捨てさせてきた。

 

今はその代償やきらびやかなアパレル業界の裏のどす黒い部分が新型コロナウイルスで浮き彫りになった。私は案外これはこれで良かったのではないかと思う、私の創る物は尚更、好きって言ってもらえることは遠のいてはいる、評価は受けれないだろう。私は1点しか創らない、たった一人好きって言ってくれる人のために売っているのだ。

 

いやそうではない創りたくて創ってるだけだ、しかし上手く表現できてるわけではない想いは何一つ表現できているわけではない。想いなのだろうか信念なのだろうか、言葉で表せないものである。それを服として表現しているだけだ。ずーっとやってきていても何一つ満足いくものが出来てるわけではない。だから創り続けるのだ。

 

仕事でインテリアスタイリストをやっていたとき、流行りがどうのとか目立つのがどうのとか、誰かのコピーを陳腐なまでにさせられたことがある。クリエイティブという人達が商売のためにどこかで見たことのある今流行っているというそのコピーを自分の作品のように作る。上っ面に真似しているので何一つしっくりくる物ではなく薄っぺらのデザインを再現したのだ。諦めである、全てが作品を生み出す必要がないものの、人を育てるのと一緒だ、同じ物の量産だ。個性は要らない売れるという幻のなかでコピー商品を量産する。まねると言うことは悪いことではないが心も個性もセンスもないコピーを作って自分を言い訳しているのだ。大体の人達がどこか見たような人のコピーをする、流行りというのは心底から自然に出来たものと誰かがものを売るための戦略のものとあるが、アパレル業界のそれは戦略の1つなだけなのだ、当たり前のように「今年の流行りは」と、流行る前に打ち出される。考えないで良い責任もない乗っかれれば良いのだ。子供の頃から同じ世間のやり方だ。

 

それはただの戦略で人々は躍らされているのだから流行りはあっさり消えていく、シーズン事に流行が起こるとは自然なことではない、そして流行りとはセンスは関係ないのだ。消費主義の戦略ただそれだけだ。

 

今はいらないものは捨てるという流行り、何時までも何かに決めてもらって躍らされているので服は買わない捨てるのがいいという流行りになっている。そしてデザインされてないユニクロの服を買う、また消費に一役買うのだ。

 

私の家にある家具も服も長く使っている物ばかりだ、安い物も高い物もいろいろある。貰った物で気に入らなければ、色を塗り替えたり補強したり私なりに物と付き合っている。好きなもの好きな人好きな出来事は根本は変わらない、改良して直して付き合っているのだ。特に気に入っている物は直ぐに壊れる、なぜだかそうだ。余り気に入らない物はいつまでも壊れずに付き合うはめになる、だからそのものと上手く付き合うために改良して好きになっていくのだ。

 

世の中には好きなものは早々巡りあわない、嫌な物、苦手な物の方が多い。だから創り続ける好きを探してだから付き合う嫌いをなくして、そうしてずーっと服を創るのです。

 

 

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代表者名 角戸 圭子 (カドト ケイコ)
E-mail info@kadotokeiko.com

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