人は思いのほか自分を分かってる　

見えているものと見えないものそれは人によって違う。人は割と何かに腹を立てて怒っているとき写るのは自分だ。本当の怒りの矛先は自分なのに人のせいにして人に怒りをぶつける。少し気持ちが晴れたと思っても沸々と怒りは収まらず、また人にぶつけて心を納めようとする。しかしその怒りは人ではない、自分への怒りなのだからいくら人にぶつけても解決しない。落ち着いてみてくれ、その姿を今の顔を多分般若のようになって自分を失っているはずだ。落ち着いてみてくれ、本当はわかっているはずだ、その怒りは自分への怒りを人にぶつけても代用できないことを。

それを続けても意味がないこともわかっているはず、自分を受け入れて自分に優しくなって下さい。自分自身を追い詰めて逃げないでほしい。それは意味がないし解決もしない、自分で自分を苦しめていることを、深呼吸してみて周りを見渡して下さい、誰も気にしてないことを。

　もう知っている自分　

この苦しみは自分の中からつくり出していることを、自分が造り上げたモンスターをよく見てほしい、それは実在してないモンスター。目をそらさずに見て欲しい、なにもないことをそして気づいて欲しい追い込んでるのは自分だということを。

思ってる以上に沢山のもので縛り付けているのは自分だということを、鏡を見る、ビデオカメラで自分をみる、言葉を録音する、そうするとみるにたえない自分を知る。真実を写してはじめて人のことだとみていたことが自分だと分かる。それに気づくだけでも救われる。愕然として立ちすくむかもしれないが、とても傷つくかもしれないがそれは1歩進むことになる。多分心の底ではわかっているのだ、だから怒りという感情を使って晴らそうとしてるのだ。

それになったのは食事かもしれない、睡眠かもしれない、体の中の細胞やホルモンのレベルかもしれない。そう、しいてあげれば余裕がないだけなのかもしれない。今の環境なのかもしれない。

しかしこのままでは壊れてしまう心も体も、もう壊れてしまったからこうなったのかもしれない。手遅れになる前に小さな点をみるんじゃなく大きく広く見て欲しい。とても些細なことで怒っていることをそしてはいた言葉に自分で傷ついていることを、そこには誰も関われないことも。

目の前にいる人は関係ないことを、大きな宇宙の上では取るに足らないことに集中してることを、人はそれ程気にしてないことを目の前に写してるということは解決も心の底ではわかっていることを。

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