頭痛も腹痛も喉の痛みも和らいだ、怠けるに限る。

少しずつ慣れてきた、夜は寝れても寝れなくてもイライラしなくなってきた、お母さんとの生活も自分に余裕が出来てきた。感情に訴えてあの手この手としたことがかえって私が敵にしか見えなくなっていたが、それでもいいかと徘徊にはとことん付き合い横で歌を歌いながら歩いている。認知症でも鬱病でも統合失調症にしても感情の問題や不幸な出来事とは関係ない、身体的物質が関係してる、ストレスや食べ物、睡眠不足、過労、歯周病や他の病気などで肉体的な物質が増えて脳や身体を壊すのだ、心が強い弱いではない。不幸な事が起こったとしてもこれだけで壊れるわけではない、しかしお母さんの被害妄想は酷くなる一方で、犬の散歩の人にもかなり時間やルートを返させたんじゃないかと思うほど遭わなくなった。

しかしお母さんも自分のしたいことを止めなければ、怒り出したりはしない。ただ幻聴での悪い話で目の前が悪くなることは変えられないので、お母さんは悪口行脚で落ち着いていこうとしています。不安を確認したいなので散歩して塗り絵をして落ち着くみたいです。食われたり殺されたり盗まれたり、そんな幻聴幻覚のなかで生きていくのは楽しくないだろうが、お母さんの進む道止めることは出来ない。

私もどんどんしんどいお母さんを見ながら、歌を聴いたり、歌ったりしてもうどうにも焦ったところでなんにもならないと腹に据えてきたら自分に余裕ができてる、というか手抜きはじめてる、私も自由が欲しい、お母さんも自由が必要だ。私は自分のしなくちゃいけないことで焦りが出てきた。駄目だ駄目だ焦ったところで自分を追い詰めるだけで上手くはいかない。よし美味しいものを作ろう、美味しいもの食べて幸せを感じよう。

私は基本的に自分の為には料理をするのは面倒で簡単な好きなものを食べ続けるのだが、お母さんに創るという感じで見た目も気にして美味しそうにも見えるように創る。嫌いな肉も見た目が美味しそうだと食べるお母さん、甘いものが大好きになってしまって味覚も酸っぱいや辛いや苦いが嫌いになってきてるので、調味料ではなく果物で甘酸っぱい、甘苦い、甘塩っぱい、味にして糖分ばかりをとらないように気をつけている。

せめて嫌なことばかりの幻聴幻覚ならと思うけどたまに楽しく笑い転げるのがあった幻聴幻覚が減っているので、食べるものくらい楽しく美味しくしてあげたい。お母さんの世界はもう変えられないので現実とは違っても生きてる世界で楽に楽しく充実出来るように感じさせてあげたい。幻聴幻覚のないお母さんは確かに暇そうだった、だから毎日ずーっと色んなとこを散歩して歩いて1日を過ごしてきた。それが認知症のため徘徊に見えるのだ、悪口もよくいう人だった人当たりもよく人好きのためとトラブルも避けるため「負けて勝て」とよく言っていた、不満はよくためていてチョイチョイ私に愚痴っていたが、こうも口汚くクソ婆やクソ爺ばかりいうとは、差別の言葉も言いまくっている。

お母さんを元の状態に戻すことや自分のやらなきゃいけない事で私は焦って焦って煮詰まってきたから手を抜くことにした、ふざけるだらだらするそう、反対のことして怠けるのだ。どんなに深刻でも小さくミクロになるならそんな時は、反対のことマクロに向ける、空を見る宇宙を感じる。お母さんが徘徊しょうが悪口言おうが元気で歩くことを良しとする。変えることは出来ない事は受け入れるしかない、お母さんの悪態なんてちっぽけな事。かなり人の迷惑な話だが、人間迷惑なく生きることなんてあり得ないどうしたってどこかの誰かが嫌なことになるんだから。

ちっぽけな私達のちっぽけな出来事だ、これからお母さんはずーっとマイウェイで自分の世界を邁進するのだろう、私もマイウェイで自分の道を歩くだけだ。失敗ばかりでコスパの悪いという人生を自分の普通で極端にならずに自分の普通でやっていくのだろう。頭痛も少し和らいでる、寝なきゃと思いすぎずにいるから眠れてる。目下怠けすぎて、少しは頑張らなきゃってとこだ。気を抜きすぎるとその上をいくお母さんだから。

しまった怠ける口実を作ってしまった、怠けるのは得意だ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここからショップ　　　　　ここからショップ