認知の違いで対話や会話ができない

話をしていると一つ一つの単語に認識の違いがあって噛み合わなく、おかしな方向によくいく事が多かった、私が言っていること、人が言ってることにズレが生じ、お互いの言いたいことが伝わらない理解できないのである。その時感謝や優しさや大きさで対話しているわけではなく、批判したり誤解したり嫉妬したりと全く違った反応であったりとズレがある時、それはそれぞれの背景があったところがそのズレなのかもしれない。良かれと思って優しい言葉をかけた時、批判されることのように全く違った反応を受けると批判を否定ととってしまったら、やはり噛み合わないまま話は進む、そこで反応と受け取り方は分けたほうがいい。意図しない方向に進み何故って思った時、否定されたととっても、自分が間違っていると取るのではなく、誰にも善意や悪意はそのまま伝わらないと自覚して、相手の反応で一喜一憂するのではなく、あらゆる背景がある、価値観が違うと相手の真を見つめ、自分の軸を揺らがさずにそういう人もいると寛容に理解する。もし分かってほしい時に新しい言葉だけでなく、ずっと使ってる言葉さえ、違うのだし、捉え方も違うと言うことと言葉に表面的な捉え方やもっと言葉にエネルギーや重み深みがあると言うことを知らない人もいることを知ることができる。勿論単語には意味が一つでもないし、文章にすれば意味合いも違ってくるが、根源的な価値観が違っていても、大きくズレが生じ、全く意味が違ってくるから、よく喧嘩になるがただの、屁理屈を捏ねているだけでもある。私は喧嘩というか意味がわかるために、対話や会話をしているのだが、いつしか正しいか間違いかとか勝ち負けが絡んで、理解し合うというよりは、負かし合う方向に流れて、喧嘩という形になってしまうのがなんとも不思議だ。意見や考えは勿論同じだったり違ったりするものだけれども、話すイコール同意にならなくちゃいけないという流れがあるようで、どうしてもモヤモヤとした会話や対話になることが昔から嫌だった。

考え方の違いや感じ方の違いはみんなそうなので、それが当たり前で、近いとか遠いとか、考えより以前に使うものや感じるものが違うという、どう違うかは、長い時間をかけた対話や会話や行動や表情と言った自然なことが前提ではあるが、人はそこまでお互いを知ろうとしてないので、いつも上っ面な話にしかならないことが多いし、そんな会話に必要を持たずにいられる人がいることも知る。言葉で人を殺すこともあり、特に感受性や共感能力が高い人は言葉と一緒にエネルギーを奪ったりあげたり、もらったり、与えたりしている。そうしたことからも価値観や感覚のズレが生じているため対話はズレていく。

もし自分が親だったり先生だったり先輩だったりして人に教える場面は、逆に教わる事が多く、どうしたら伝わるかとうしたら相手の背景や相手の話している事が理解できるか、いい悪いではない自分の感情などで聞く話すのではなく、教えていることを理解してもらう、相手に感情などを使わず、脳で考えてもらう、左脳で建設的に思考してもらう。そこで対話が成り立っていくが感情で考える人はどうしても喜ぶとか楽しいとかの感情で聞ける話でないと、悲観的批判的に捉えやすく、内容が入ってこないのが特に会話のズレや話し合いを妨げてしまうということはよくあり、たとえ面白おかしく話してたとしても、内容は悲しい話や辛い話であることも考慮することも必要で、そこはたくさんの人との対話が新しい価値観や情景を教えてくれる。同じ人はいないから特に色んな人との対話のズレ体験は自分の成長になる。

だから無知無明でいると誰と話しても、新しい価値観や考え方捉え方はわからないままで、誰とも関わっていない本当の孤独になる。たくさんの人と楽しい会話をしていても、一方的なことしかしていない事実に目を覆って虚しい会話になる。