美しさとは何か？　

人それぞれの美しさという物語あると思います。自然が綺麗だとか、創る美しさやセクシーさや可愛らしさ、ゆったりとしたもの均等な物シャープな物美しいと思う事は沢山ある。私は洋服のデザインを考えるとき、躰のラインの美しさを求めてました。そうです、女性の躰のカーブ、無駄のないラインを目指してました。

しかし今、美しさが変わってきました、筋肉や胸の膨らみ、贅肉やくびれ全ての形を綺麗に見せられないか？太っていたり痩せていたりその全ての美を人間美を表せないだろうか、背の高さでのそれぞれの美、そのバランスを活かした洋服の美しさ確実に美が隠されている。それを見つけて活かすのがデザインだと思います。

そしてその服を自信を持って喜びを感じる心、その心によって美しさが出てくるのではないかと思います。ボディが着ていて綺麗でも着る人が喜んでいなければそれは美しさを失っていく、空虚な物になります。例えば、男性とか女性とかではなく、若いとか年を取っているとかではなく人間そのもの心と躰と合わさって1人の人間がいる、その美しさが大切なのだと思います。

　それぞれの人間の美しさを出すかなり難しい挑戦だ。　

とてもじゃないが私の力では難しいがやってみたい。痩せているのが良いという風潮が嫌いだ。無理のないちょうど良い事が良いと思います。細い事も太いことも筋肉も脂肪も必要です。筋肉も贅肉も綺麗さは違うけどそれによって美しいラインは出来ます。ただ気持ちの部分はそれぞれ違うの気持ちを聞いたり、感じたりして探らないといけない。

やはり難しい独りでは出来ないのがファッションだ。ファッションアートは着る人がいてはじめて出来上がる。前によく作品撮りをしたけどなかなかしっくりこない、モデルの人が着たいと思っていない感じがするのだ。前はよく私にしか似合わないと言ってた人もいた、しかしそれは間違いだ。私自身も似合っていないと思う事がよくある。洋服を創るとき自分をイメージしては創っていない。自分の好みで創っていない。

じゃあ何をイメージしてとなると、生地からのイメージしてバランスをとっているのです。躰のカーブを出すためにニット素材を使っています、しかもぴったりさせているようでゆったりしてる躰のカーブの出るドレープなどの美しさを追求したい。何が美しか、美しくないか永遠の探求です。自由な美しさ、個人の喜び、一人一人の美しさをどう表現出来るのか？まだまだ美しさの探求は続きます。

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