ルイス・キャロルの物語
ルイス・キャロルの物語を観て感じることが全く違った。
学生や就職して直ぐの頃映画ばかり観ていました。古い映画で京都とか3本だとか、大阪のイベント的な映画で中之島公会堂とか。フランス映画やスペイン映画イタリア映画、宗教映画いろんなとこで、マニアックな映画をやってるとこに行きましたが、いつもロマンポルノしかしてないという映画館あの時は男性しか来てなくて、少し怖かった。結構チカンもいて何度か遭遇することもあったが映画はそれでも見に行った。
あまり仲が良くはしていないが同じバイトの少し本人曰く変わってる女の子と、「不思議の国のアリス」を描いた「ルイス・キャロル」の伝記の話しを見に行った。キャロルが中年で肺の弱さで吃音癖があり大人の人と話時にだけ症状が出て、子供たちと話すときいきいきとしゃべれるのだった。映画では引っ込み思案のどんくさい人に描かれていたが、実際は本人が気にしすぎただけの吃音癖だったらしく、大人の人には吃音癖が気づかれていなくて、子供たちだけが気づいていたイケメンで社交性と自己顕示欲を持って、周囲の注目を引きつけて賞賛に喜ぶような人でこの映画とは大分違う社交的で魅力的で芸術や技術を身につけて社会的にも野心家な人だったらしい。
ルイス・キャロルは全然違った。
映画では引っ込み思案のどんくさい、大人とは関われない、近所に住むアリスに翻弄されるロリコンの中年の数学者として描かれていた。アリスは3人姉妹の真ん中で、キャロルが自分が自分に気がある事がわかっってて翻弄してる小悪魔のような大人びた女の子に描かれていて、私は余りにもキャロルが翻弄されるのと周りの人から変態扱い受けて、一生懸命子供たちの気を引きつける為、不思議の国のアリスの物語を聞かせながら写真を撮るのが喜びというアリスに片思いの中年男性の映画のように描かれていたがと思って不覚にも私は泣いていた。自然に涙が出ていた。
一緒に行っていた子はゲラゲラ大声で笑っていた、これは喜劇だといってホントに大笑いしてたし周りの人も笑っている人は多かった。私は切ない気持ちで笑えなかった、一生懸命キャロルは滑稽なほどどんくさかったけど、笑えなかった。悲しく切ない気持ちになった。どちらかというと私は意地悪な事を考えるとき凄く目が輝いていてキラキラしてるらしいくらい性格が悪いのに、この映画は滑稽な喜劇には思えなかった。その子とは余りにも感想が違っていたのでそのままそれぞれの家路に向かった。本当なら映画の後にご飯に行ったりお茶したりで話しをするけどそんな気にはならなかった。そもそもその人物像は作られたものだったのでその事を知ってほっとした。本人はむしろ真反対な人物像だった。なので、もしかしたら映画を撮った人も私が感じたようには描いていないのかもしれない。
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