便利に慣れて何もできない人になる

 

ほんの数年でもほんの数十年でも、あれから便利になった、あらゆるものに時間の短縮になり、知識がなくても技術がなくても、それなりにできて本来の頭なり体なり心なりが頑張らなくても、それなりになったが、本当は何もわからず何もできてないし、気が短くなった。どこかにいかなくても景色は見れて、語学がなくても話せるようになって、欲しいものを探して歩かなくてもポチッと押せば次の日に届いて、結局はバーチャルで生きてるようだから、何も経験していない、分からない。

 

アナログだから個性があって、そこまでにたどり着くストーリーがあったけど、そのためにチャンスは逃したり、騙されたりしたのだけれど、そこにたどり着く迷い道や無駄があり、なかなか苦労はしても、別の経験をして何かをする。だから沢山の時間と労力と知恵と要領とタイミングとでしていたことが、何もせずともちょちょっとスクロールしたりでそれなりになる。無駄という大事なものを忘れている。関係ないが新しい発見の機会を失っている。情報も氾濫して、たくさんの中から選ぶ事もできるようになったが、とてもぞんざいに扱うようにもなった、文章も絵も写真も音楽も自分が作りそうな物は情報を入れるだけでＡＩが作ってくれそうだ。だんだん自分がいらない取るに足らないものになりそうだ、私のようにマニュアルが苦手な人は自分がなくなっていくような気がする。時代が変わって生きやすくなる面と自分の存在がなくなる面と、一重に達観していきそうで、身体のためにナチュラル思考になるみたいに、必要な不用品や無駄がなくなり、目に見えないところに追いやられより一層人の心を蝕むような。

 

苦しみがあるから喜びもあり、不幸があるから幸せを感じられる、何もなければ安泰で安全だと、成長は止まる、便利だと学ばないし調べないし、目に見えた欲があれば頑張れるけど、達観してしまうと、欲しいものが無くなる、失わないと気が付かない、当たり前だと大切にしないし、幸せだと傷に気が付かない。やはり表裏一体で、それがどう感じるかはないから、持ってたのに失ったから、人が持ってるからとかネガティブな感情や見方があるからこそそれを大事にする。この矛盾を乗り越えたら、もっと純粋に感情に忠実で感じあったら、経験しなくても感じたなら、本当の無欲や無償の愛では、得られない何かがそこにあるような気がする。自分も人も大切にして、間違ったり違ったら、話し合い仮面じゃ無くて率直にジャッジの上でのエゴは捨てて、純粋なエゴを持ってて、与えすぎたり貰いすぎたり、過ぎらずに善と悪や欲や愛やそういった人間だから必要で当たり前なことを、聖人のようにならず、肉体を持った3次元だからこその、身体が欲してること心が欲してること気持ちが欲してること魂が欲してること、そして色々満たされてることを過剰に扱わないように、裏か表なら真ん中で、上か下なら真ん中で、持ってたり無くしてたりも真ん中で、なにかに偏らないように、便利や不便も真ん中で、苦しみや喜びも真ん中で、もし偏ったら反対側も経験して帳尻を合わせて、どちらも知る。

 

便利は自分の妄想を現実的にしいやすく努力やそういうのも時間をかけることも抜きにできて、別の新たな物を見つける事ができるから本当は、その人の自由でもあるから、お金がない時間がない環境がない人がいないといったものに縛られることもないとも言えるし、努力や時間をかけても自由なので、また別のものを見つけ出せる事もできる、それじゃ結局のところ、どんな時も本人や自然のままなので、遅かれ早かれ、見つけ出してたどり着くのはその人の選択や信じる心や頑丈な身体や精神、いや弱くても違う道で自分の行き着く先を決めてるなら、違う経験をしてたどり着く。人は幸せになるために生きている。正しいとか間違ったとか好きだ嫌いだとかシンプルに生きていくことに意味があるし、絶対帳尻は合ってくる。ゲームで言うとそういうライフを持っていて、なにかに変えたり成長させたり、ゲーム自体を諦めないなら必ず、奇跡でもなんでも不幸でも自然の猛威でも起こって帳尻は合う。私たちは自分で選択をした道しか歩まない。

 

               ここからSHOP      

 

              ここからSHOP